シンガポールに行くことになって、新たに行く店を物色していたら、ケララ料理を出すお店がリトル・インディアにもあるらしいことを知ったので、調べてみたら、なんとこのお店だったという。行ってみると実は外には料理のメニューが出ていたことがわかった。みれば結構マニアックな料理を出しているのである。トラディショナルなケララ料理を出す純度が高いお店だったのだ。
店員はどこかシャイな感じがして、押しがあまり強くなさそうな感じ。マネージャーらしき方は、にこやかにそれでいて控えめに、なかなか気持ちの良い対応をしてくれる。ここで出しているミールスは、全体的にやさしめで、リトル・インディア内にあるMadras New Woodlandsのミールスの味に似ていた。オススメです。
SAMBHARAM
バターミルクです。カレーリーフも一緒にグラインドしているみたいで、香りがいいですな。暑いときは、さっぱりとしたコイツがいいね。
Appalam
サクサクと揚がっている。このままツマミで終わってしまいそう。ライスやおかず類と一緒に食べると、もっとうまいので、全部食べきらないように注意しないと。
Kerala Fish Curry Meals
ランチ時のミールスは、VegかFishまたはChickenの3種類あるんだけど、Vegとそうでないものの違いといえば、たとえば今回のFish Mealsから魚を除いたものがVegとなる。
料理はどれもお替りできる...たいていどこでもそうなんだけどね。
Rasam
キレのあるシャープな味わい。スッキリしている。うっすらとしていながら味わいがしっかりあるけれども、濃いわけでもないというのがいいのです。
Sambar
ああ口当たりがなめらかだ。そう、大森のケララの風のサンバーに似ている。ケララらしいなぁ。少し甘みのある上品な味わい。具はニンジンが少し入っていた。
Avial
いや、実にケララらしいね。これは文句なしにうまかった。ドラムスティックがたんまり入っているし、ほかにはKovakkai、ニンジン、ナスといったところか。野菜の味わいとまわりにまとわりついてるマサラが素晴らしい。一番初めにおかわりしたよ。
Meen Curry
魚はなんだろうね、わからん。グレーヴィはさらっとしていてスパイスの香りがたっている。魚のエキスがよくでているね。素晴らしい味わい。
Thoren
キャベツの甘さ加減が素晴らしい。なんだかこれだけ旨い、味のあるキャベツってかなり久しぶりに食べたという感じ。やわらかさと優しさ、ココナッツの甘みもプラスされて軽やかに仕上がっている。
Moar
マラヤラム語でもMoarでいいのかな。ヨーグルトの上澄みにスパイスやらを少し加えた感じに仕上げている。シャバシャバなんだけど、水っぽい味わいじゃないんだよね。これは日本では再現が困難な一つ。締めにライスと混ぜて食べるとよい。そのまま飲んでもよし。
Mango Picke, Curd Chilli
食の合間にピクルスをなめるとよいアクセント。最後にモールと一緒にライスに混ぜて食べると格別のうまさ。そして、その合間にカードチリをひとかじり。これがまたイケるのですよ。
Payasam
ライスパヤサムかなこれは。甘すぎないので食べやすい。食後にピッタリ。南インドでは定番のデザート。
お店の場所はココ
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おいしかったねー。
返信削除もっとフィッシュカレーを食べたかった!
今度はカリミーン食べよう。
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