やはりあったグジャラート料理専門店。毎回シンガポールに来るたびに、どこかにないだろうかと探していたんだけど、ついに発見! ムスタファセンターから、徒歩3分程度のところにありました。灯台下暗し。偶然歩いていて見つけました。
ほら、ご覧下さい。看板からしてモロにグジャラート・ターリやってますってドーンと出ているわけです。夜に来たけれども、まさか昼だけじゃないだろうな...とちょっと心配だだったけれども、なんのことはない、夜でもしっかりやってます。メニューは品数豊富なんですが、このターリをメインにしている模様。
店内は冷房も効いてなくて暑くて、いくぶんチープな感じだが、店員の対応がとてもよく、サービスが行き届いてます。
店に入って席に着くと、即座にウェルカムドリンクということで、マンゴージュースらしきものが出てきます。こういうの好きです。
基本この写真のようにターリなんですが、ビュフェもあり、そちらはいくらでも食べ放題で$20だったかな。でもってターリだと$9でリミテッド。どちらにしたもんかなと思ったが、おかわりするほどはお腹も空いていないし、子供がグズルかもしれないからと、今回はターリにしておいた。まわりをみても、大抵皆ターリ食ってたな。あと、学生だと割引があるようです。ちょっとこういうのは珍しい。
さて、なかなかのバラエティに富んだターリ(もちろんベジです)の内容ですが、いかんせんグジャラートの料理は、初めて食べるので、料理についてはまるっきり名前がわかりません。チャパティ、ビリヤニとかキールはわかりますが、あとカチュンバらしきものか...その他はタミル料理だったらナニナニというようなことしかわからないので、個々の解説は止めます。
全体の印象について書くことにしますが、おかわりはできないんだけれども、チャパティだけは3枚ぐらい出てきました。しかも、食べ終わるころを見計らって1枚づつ出してくれます。たぶん料理の残り具合で出す出さないを決めているのだろうと思いますが、これは嬉しいですね。おかわりについても、これだけの品数と量があるので、ビュフェでなくてターリだけでも全く問題無しです。
見ておおよそわかるかと思いますが、バラエティが凄いです。たんに煮込みのカレーというものでもなくて、ドライなものや揚げ物、サラダ、エビセンみたいなスナックや、ヨーグルトを使った(たぶんカディかなんかだろう)、ビリヤニ、ピックル...食感や味わいがとてもバラエティ豊かななんですよ。そしてまったく辛みがないことが特徴。つまり、子供からお年寄りまでだれでも食べることができるのです。そして、もう一つ挙げるとすると、甘味が絶妙なんです。グジャラートの料理は甘いということを聞くことがあるんですが、このお店で食べて思ったのは、甘さという隠し味が上手く効いてるということです。決して甘過ぎもせず、ほのかな甘味が旨味を出している、野菜なんかシンガポールですから、とっても味わいが濃くて旨いんですが、さらに美味さがアップしている感がありましたね。これはちょっとやられたなと思いました。かなりの衝撃でしたね。個々の料理も美味しいけれども、このようにターリにして食べると、相乗効果とでもいいましょうか、ベジの真髄みたいなものがビシバシ伝わってきます。恐るべしといったところです。
締めはバターミルク。モールですよ。結局飲み物はまるきり注文しなかった。というかする必要が無いぐらいです。このお店は、価格の面からだけでなく、味も素晴らしいので、とてもおすめです。
お店の場所はココ
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