2007年1月4日木曜日

Brunton Boartyard at Kochi

ケララの旅をお世話していただいた、真美Davisさん一押しのBrunton Boatyard Hotelで、真美さん共々Fort Cochin Thaliを頂く。今回のケララ旅行のハイライト。
素晴らしく色とりどりで華やかな料理。ケララ料理の特徴がよくでているように思われる。
ホテルが海の近くにあって、静かで景色も最高。南国のゆったりしたムードでおいしい料理を頂く。楽しみだねぇ。

Kalan

ココナッツミルクのシンプルなカレー。サラッとしてほのかな酸味がよい。ライスにもマッチ。毎日でも食べたい味わい。

Fort Cohin Curry

このホテルのオリジナル。クルマに似ているが、クルマでもない。いろいろな要素がミックスされた、ここでしか味わえない料理となっているようだ。層が重なり合った味わいで複雑。すばらしい。
Cheera Pachadi

色鮮やかなピンクは、チーラという赤いホウレン草の色合い。すごいですね。こういう野菜は、こちら独特のものだろうなぁ。とても珍しい。この色合いだけでKOされてしまう。味のほうもマスタードの風味がからまりあい素晴らしく刺激的。インパクトありますよ。
Vandakka Theyal

甘みとコーヒーのローストのような香りが一風変わっている。ケララ独特のVartharuchaマサラを使った料理で、ココナッツを深くローストすることにより、この味の演出がされているとのこと。いやはや素晴らしい。
Avial

これまたケララを代表とする料理。タミル料理でも普通に登場するが、やはり発祥地で食べると感慨深いかも。ココナッツとヨーグルトの煮込みだが、グレーヴィが野菜にまとわりついている。ココナッツオイルの独特の香りになじめない人がいるかもしれないが、ハマる人にはたまらない。今日いただいたものは、おとなしめの味わいだった。
Red Rice

赤い米です。ビタミンなどが豊富に含まれている米で、うっすらと赤いのがきれい。口当たりがやさしく軽やか。どの料理とも相性がよく、いくらでも入ってしまいそうだ。

Mor

いわゆるバターミルクのこと。暑いところでは、これを飲むとスーッとした清涼感で体がクールダウンしてくれそう。
Rasam

とても丁寧に、うまみ成分だけを抽出したような、シャープで繊細な味わいと口当たり。刺激は控えめになっている。いつまで飲んでも飲み飽きない感じ。
Curd

うーむ、やはりミルクを使ったものは、日本では味わえないなぁ。ちょっと水っぽい感じがするけれども、まったくそんなことがなく、その水っぽいところもまた味わいがグッと乗っているんだよね。
Payasam

バミセリをつかったパヤサムだね。煮詰め具合がよく濃くてうまい。







お店の場所はココ

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2007年1月3日水曜日

Hot Breads

カタカリ鑑賞前(カルチャーセンターでやっている)に軽く何か食べておこうと思ったのだが、初めての土地であるのと、インド料理とか食べようとすると、少し遠いところまで行かないといけなそうなので、どうしたものかとまわりを見てちょうどよさそうなお店があった。Hot Bredsは、インドで結構いろいろなところにあるサンドイッチメインのチェーン店らしく、私は店の名前を知っていただけだが、カミさんのほうは、インド料理にあまり慣れていないときに、チェンナイで時々利用していたらしい。
今回みたいにあまり時間もないときに、ササッと軽く食べていくには使い勝手も良い。サンドイッチだけでなく、インド的な軽食もいくつかある。
基本テイクアウトみたいだが、買ったものを店内で食べることもできる。レンジがあるので、暖めなおしたりできる。全てセルフサービス。
店内はなかかこぎれいな感じ。怪しげな感じはない。たぶん昼間だと明かりがさしこんで、店内は明るいと思われる。
これはVeg Momo。しかも中の具が野菜という。赤いのはチリソース。食べてみると、中にはたっぷりの野菜が詰まっている。外側の生地は、さすがに作ってから放置されていたので少し固くなってきてはいるが、味はなかなかイケる。
次いってみましょう、次。これはFish Cutlet。魚のすり身団子ですね。さて中はどうなっているかな...
こんな感じです。これまた結構たっぷりですね。スリランカで食べたカトゥレットを思い出したよ。すり身の舌触りが滑らかで味わいもなかなか。
最後にメインのサンドイッチを。Club Sandwitchです。つけあわせにポテトチップスというのがなんともチープな感じ。あと、インド人のお約束の生タマネギですか。しかしながら、結構ボリュームありますね。期待できそうじゃないですか。
おー、こりゃすごい。上からパン、玉子、パン、グリンチリ+玉子+タマネギ+トマト、パン、ツナ、パンというふうになっている。うへー結構なボリュームですな。パンはパリッとしていてまずまず。全体の味は甘めだが、これは結構いけるんじゃないですかね。インド料理に食傷気味の人は、こういうところで一息入れてもいいかも。入りやすいしね。


お店の場所はココ
Amberly Apartments, Warriam Road, Cochin-16 Tel:368055

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2007年1月1日月曜日

BTH Sarovaram


Davisさんオススメの菜食料理のお店。しかし、この場所凄いところにあるなぁ。我々が泊まっているMERIDIENというホテルに来る途中の道路脇にあるBTHというホテル内にあるレストランなんだけれども、行くのにちょっと大変。なんせ今いる場所から、リクシャーがいないので、万が一いたらラッキーって感じ。ところが都合よくいたんですよ、リクシャーが! さっそく行く場所伝えて、値段聞いたらRs.140だって。そりゃ高いなぁと...結局歩くことにした。直線なんだけれども、街頭がないのでちょっと恐ろしかったがなんとか30分ぐらいで着いた。それで後で思ったのだが、リクシャーの運転手は別の場所のことを思っていたのかもしれない。



結構人がいました。宿泊客だけではなくて、車で来ている人もいるようです。

店内に観葉植物とか置かれていて、とても落ち着ける店内です。

メニューブックです。なかなかオシャレですね。ケララ料理だけではなくて、いろいろな州の料理がとりそろえられているようです。



Tandori Kabab

菜食レストランなので、肉はないです。これは野菜のカバブ。これは外側にチャパティみたいなものでもまいてあるのだろうか。巧みなつくりになっている。中はポテト等が詰まっていますね。まいりました、これは激うまです! もし、このお店に来ることがあれば、間違いなくチョイスしてください。野菜のうまみにあふれまくってます。つけあわせのグリーンチャトニも抜群の美味さでした。



Paneer Man Pasand Flitter

パニールをフリッターにしたやつです。うーむ、これまたうまいですねぇ。やはり乳製品は一味もフタ味も違う。



Mysore Rasam

色はダルの黄色っぽい。ヒング、酸味がSTRONG。これはかなりのものだ。そしてかなり辛いですね。パンチがとってもあるラッサム。これはかなり印象に残りそうですよ。味のほうはもちろん美味いです。




Masala Papad

トマト、タマネギが上にのっかっていてパパドはローストされている。野菜の味が強くこれまたうまいですね。辛さもあります。



Pulka

ギーを塗らないチャパティ。薄く均一の厚み。素朴でいいですね。ダルとよくあいます。




Vegetable Pulav

バスマティ米のパラリとした感じと香りのよさはさすが。野菜はニンジン、インゲン、グリンピース。
量は2人で食べるにはちょうど良いかな。



Pickles, Etc...

ピクルスとかレモン、生タマネギ類です。いずれも激うまです。そうなんだよなぁ、この味、生で食べてこれだけおいしいんだから、料理もうまくなるよね。



Gujarati Dal

グジャラートスタイルのダルです。豆はポテッとしていて、それ自体の味わいがしっかりしていておいしい。豆はムーング・ダルでしょうかね。甘みが印象的ですが、こういう点がグジャラートらしさなのかな。



Tea

泡立ちおミルクティ。濃い目でとってもおいしいです。





さすがDavisさんオススメのお店。大満足です。昼間だとミールスが食べられるらしいけど、次回ここに来ることがあれば食べてみたいですね。


お店の場所はココ...このあたり

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